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類型の反復

「彼らは行儀のいい俗物である」

とか、

「関西に来るのは概してスペックが落ちる」

とか、

という経験則があって、だから東大生にすがっているだけじゃダメなんだよね、と繰り返し思わされるわけだが、メッキがはげてそういうことがわかってくるにはしばらく時間がかかって、もう手遅れであることもしばしばであり、だからこそ、「若い人は誉めて育てる」(新しい講座の開設とかで張り切ってはるから、あとは、気持ちようやってもろたらええんとちゃいますか?)とか、「いい大学を作るには300年かかる」(わしらの代も、またあかんかったけど、これだけは申し送りしておきましょう)とか、という格言が生まれるのであろう。

「在職中は融通の効かない朴念仁で、どうしようもないと言われていたけれど、スパっと辞めて、定年後の身の処し方は立派だった。こういうところは後進に見習ってもらったほうがいいね。世の中には、元京大教授ということで、未練がましく上から目線のおじいさん、とかいるからね」

等々、何がどう幸いするか、わからないものである。